Mr.リビンマッチが解説:宅地建物取引主任者の資格について

「Mr.リビンマッチ(旧スマイスター)が解説するリビンマッチ(旧スマイスター)・不動産業界転職人材」今回は「不動産業界の転職に必要なこと:宅地建物取引主任者の資格について」です。

宅地建物取引主任者の資格について

自動車の運転をするには運転免許を取得しなければなりません。タクシーやバスなどの運転は、さらに難しい免許が必要です。それを取得していないと運転できません。それと同じ感覚で、宅地建物取引主任者(宅建) の資格は当然取得しておくものだという意識が必要です。不動産業に勤める以上は、宅建は基本です。

しかし資格と実力は別物です。資格があれば有能な営業マンになれるわけではありません。運転免許と違って実技テストはありませんから、はじめて不動産業に入る人は、何もわからないということになります。介護士だってはじめは事務所に入って修業します。経験を積んでこそ資格が生きてくるのです。

それでは、営業力があっても資格がない場合に他社へ移ろうとしたとき、雇う側はどうみるでしょうか。宅建はもっていて当然というのが、雇う側の本音ではないでしょうか。宅建は、不動産業界にいる以上もっていて当たり前の資格なのです。とくに年齢がある程度になればなるほど,この傾向は強くなるでしょう。

 

取引主任者の役割って?

不動産は人々のもっとも大切な資産の一つです。その取引は人々の生活に大きな影響を与えます。ですから宅地建物取引業(宅建業)は免許制になっています。
そして取引のときには業者に勤める宅地建物取引主任者(取引主任者)が 顧客に対して、法律で定められた重要事項の説明をすることになっており、このときに取引主任者証を顧客に示す必要があります。また,契約にあたっては売買契約書に記名押印することも義務づけ られています。

これは消費者保護のために, 宅建業者に不動産についての法律の専門家を置くことを義務づけているのです。取引主任者は、このように大事な役割を担っていますが、宅建業に従事する者すべてが取引主任者ではありません。宅建業法では宅建業に従事する者のうち、事務所ごとに5人に1人以上は専任の取引主任者でなければならないと定めています。ということは5人に4人は取引主任者でなくても営業ができるということになります。

 

実際に営業している人と,重要事項の説明を行う人が別人であることがあります。顧客は営業マンの説明で不動産を購入することになったのに重要事項説明で別の取引主任者が出てくると、変な感じを受けるものです。そう考えると不動産業界で働く以上、宅地建物取引主任者の資格取得については挑戦したほうがよいといえるかもしれません。