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「リビンマッチ・不動産業界転職人材」今回は「宅建士とは?」です。

不動産業界への転職を検討されている方は「宅建士」という資格を耳にしたことがあるでしょう。正確には「宅地建物取引士」という国家資格です。宅地建物取引とは一般にいう不動産取引のことで、不動産業界の求人票を見るとしばしば「宅建取得者優遇」などと表記されています。

宅建士について深掘り

具体的にはどのような資格なのか、参考までに宅建試験を実施している「一般財団法人 不動産適性取引推進機構」の宅地建物取引士に関する解説を引用します。
>>宅地建物取引業者は、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容等を考慮して国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならないとされています。
ここで、宅地建物取引業者とは一般にいう不動産業者のことです。国土交通省令やリビンマッチにおける宅建士に関する解説記事にも書かれていることですが、不動産業者はひとつの事務所において業務に従事する者5人につき1人以上の割合で、専任の宅地建物取引士を設置することが法律で義務づけられています。

また、宅地建物取引士の業務として、不動産適性取引推進機構は以下のように解説しています。
>>宅建業法第35条に定める重要事項の説明、重要事項説明書への記名押印及び同第37条に定める書面(契約書等)への記名押印は、宅地建物取引士が行う必要があります。
宅建士はいわゆる「士業」であり、業務独占資格に該当します。不動産取引は権利関係が複雑で、関連する法律も多くあります。不動産取引において重要な事項をお客様へ説明できるのは宅建士だけであり、契約書などの重要な書類に記名・押印できるのも宅建士だけです。このように、事業所に専任の宅建士を置かなければならないことに加えて、宅建士でなければ行えない業務があるため、不動産業界の求人においては宅建士が優遇されています。

宅地建物取引士の試験は厳しく、合格率はおおむね15%~17%程度のようです。厳しい試験であるぶん、宅建士の需要はとても大きいようです。以下にリビンマッチの宅建士に関する解説記事を引用します。
>>こういった事情に鑑み、特に宅建業界では宅地建物取引士(宅建士)の需要はまだまだ拡大しております。例えば、学生の段階で宅建試験に見事に合格している受験生も増えており、「宅建合格」は新卒での就職活動では大きな武器になります。一方、中途での就職・転職活動でも「宅建合格」は大変有利に働いております。

>>最近では、応募条件に宅地建物取引士(宅建士)取得済みを必須に挙げている会社も珍しくは無く、また、たとえ実務経験未経験者であっても、宅建業界での実務経験者(宅建士未取得)よりも優先的に採用されるケースも決して珍しくはありません。
上記、リビンマッチの解説記事において注目したいのは「未経験者であっても宅建士を持っている方が、実務経験者より優先的に採用される」という点です。リビンマッチの解説記事では「国家資格の登竜門でもある」ともされており、マンション管理士など、関連する国家資格を取得する際にも役立ちます。未経験から不動産業界へ転職することを考えていらっしゃる方は、宅地建物取引士の取得をひとつのステップと考えてもよいでしょう。

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