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「リビンマッチ・不動産業界転職人材」今回は「未経験でも転職できる不動産業界 仕事内容から転職時のポイントまで解説」です。

今の会社を続けようと思っている、別の業種・業界に転職しようと思っている人は多いでしょう。そういった人の中には未経験の業界に転職できるのか気になっているのではないでしょうか。今回は不動産業界へ未経験で転職することをテーマに、不動産業界がどういった業界なのか、そもそも未経験で転職できるのか、といった点について解説していきます。

異業種、異職種からの転職もOKな不動産業界

未経験OKの求人が多く出ている

結論からお伝えすると、不動産業界は異業種、異職種から未経験者でも転職することができます。事務の仕事しか経験がない、接客業をしていたという人でも企業によっては転職可能です。

実際に大手転職サイトで不動産業界の求人を調べてみると「未経験・異業種からの転職歓迎します!」や「未経験も安心!」など未経験者の採用を行っていることを伺える文言がいくつも見つかります。

もちろん、転職希望者の中には不動産業界を経験している人もいるわけですから、希望すれば必ず転職できるわけではありません。しかし、それでも不動産業界は未経験者に対しても門戸を広く開いていることは間違いありません。

なぜ未経験でも転職できる?

では、なぜ未経験者でも転職できるのでしょうか?

理由の1つとして挙げられるのが人手が不足しているということです。近年の不動産業界は市場規模が約40兆円に迫るなど日本の各産業の中でも重要な産業の1つであり、求人数も伸びているとされています。
不動産関連の仕事といっても建築や施工管理などは専門的な技術や知識が求められるため、未経験では難しいですが、営業のような職種に関しては、その人のポテンシャルを見越して採用を行うことが珍しくありません。大手企業においても未経験者の採用を行っていることもあります。

一方で、人手が不足しているということは、人の出入りが激しいということもできます。不動産業界では給与がインセンティブになっている企業もあり、実力があれば高給となる一方で、そうではない人にとっては難しい状況になってしまいます。そのため、仕事においては大変さが伴う側面もあり、忙しさから業界を去っていく人もいるのです。そういった背景もあって、未経験の人に対しても転職の敷居がそれほど高くなく、挑戦しやすくなっています。

資格は持ってなくても大丈夫?

不動産に関連する資格としては、宅地建物取引主任者(宅建)やマンション管理士、不動産鑑定士などさまざまなものがあります。また、ファイナンシャルプランナーやインテリアコーディネーター、語学関連の資格なども持っていると役に立つことがあるでしょう。

ただ、これらの資格は転職にあたって所有していなくても構いません。求人サイトを眺めてみると資格の有無は問わない企業や資格取得支援制度がある企業もあります。
一方で、資格手当がある企業もあるため資格を持っているに越したことはありませんし、一般的に見て無資格者よりも資格を持っている人の方が魅力的に映ります。

不動産業界とは

仕事内容

不動産業界と言っても、その会社の種類は多岐に渡ります。以下のようなものが代表的です。

・開発:土地の造成やインフラ整備を行い、商業施設やマンションなどの各種施設の開発を行う
・分譲:戸建て住宅や宅地、マンションなどの販売を行う
・賃貸:ビルやマンション、アパートの貸し出しを行う
・流通:土地や建物の売買や賃貸の仲介や分譲住宅の販売代理を行う

そのほかにもゼネコン・ハウスメーカーのような建設や施工を行う会社、ビルやマンションの保全業務や経営業務を行う不動産管理会社などもあります。

さまざまな仕事がありますが、おそらく多くの人が不動産業界としてイメージしているのが駅前などに多くある不動産屋でしょう。これらの不動産屋では主に分譲や賃貸の仲介行っています。

賃貸仲介の場合、インターネットなどに物件を掲載するとそれを見た人が店舗を訪れてくる反響営業の形をとっているため、飛び込み営業や何件もの電話をかけるテレアポなどはあまりありません。
売買仲介は家を売りたい会社と買いたい消費者をつなぐ役割を持ちますが、ただ間に入るだけでなく、家を売りたい人を探したり、売買物件の査定や広告宣伝を行ったりもします。
また、自社所有の建物を持っている場合は、借主を探すことも仕事に含まれます。

メリット・デメリット

仕事内容が多岐に渡る不動産業界ですが、当然ながらメリットもデメリットもあります。
主なものとしては以下のような点が挙げられます。

メリット
・多くの人と関われる
・大きな金額を扱うため、やりがいを感じられる
・力があれば若くても活躍できる

デメリット
・責任が大きい
・景気の影響を受ける
・売り上げノルマがあることも

家を買いたい人、売りたい人、借りたい人、土地が欲しい人など仕事を通して多くの人と関われることは大きなポイントだといえます。
また、家を引き渡すまでの付き合いが長くなることから、最後に感謝の言葉をかけてもらえることも少なくありません。
売買の場合、扱う金額が大きく数千万や数億といった物件を担当する可能性もあるため、やりがいを感じることができ、売買が成立した時には大きな達成感が得られます。そして、実力主義の側面もあるため、年齢に関係なく力があれば大きな仕事を任せてもらえる可能性があるのも大きな特徴です。

一方で、扱う金額が大きい分責任も大きくプレッシャーと戦うことになります。また、景気が悪くなると家や土地を買う人は少なくなるため、景気の影響をダイレクトに受けてしまう業界です。
そして「今月のノルマは◯件の売り上げ」というようにノルマが設定される会社もあるため、ノルマに追われることもあります。

給料は?

不動産業というと高給取りのイメージを持っている人もいるかもしれません。
確かに、会社によっては基本給とは別に売り上げに応じた歩合給があることもあります。このような会社だと個人として売り上げを伸ばせば伸ばすほど給料は高くなります。住宅の場合、1件売れるだけでもその額は非常に高額になるため、月給が100万円を超えるケースも十分にあり得ます。もちろん、簡単に売れるものではないので、毎月同じ額になるわけではありません。
一方で、額の大きい売買に比べて賃貸はそこまで扱う額が大きくないため、不動産業界全体が高給取りというわけでもありません。

転職活動のポイント

志望動機・転職理由を明確に

未経験の業界への転職となると、転職活動時にはなぜ未経験の業界に転職したいのかという志望動機やそもそもなぜ転職をしようとしているのかといった転職理由をはっきりとしなければいけません。

転職理由と志望動機は両者に一貫性があることがポイントになります。
例えば、以下のような形です。

例1
・前職は給料が安くて家族を養うのが大変だから転職を希望した(転職理由)
・この会社は未経験者にも門戸を開いていて、また基本給とは別に歩合給もあるため、頑張れば今まで以上の収入が得られる(志望動機)

例2
・前職はデスクワークがほとんどで社外の人と関わる機会も少なく、もっといろんな人と関わる仕事がしたいと思った(転職理由)
・この会社では、営業としてさまざまな場所に足を運び、売主や消費者までいろんな人と関われる(志望動機)

これらは簡単な者ですが、転職理由→志望動機の背景が一貫していることが理解できるはずです。

自分のスキルを整理する

転職理由、志望動機とともに明確にしたいのが、自分のスキルです。いくら転職理由と志望動機がしっかりとしていたとしても、その人を採用することによってどういったメリットがあるのか、ということを採用担当者がイメージできなければ意味がありません。

そのためにも、自分自身のスキルを整理して、採用してもらったらどういった形で会社に貢献できるのか、ということを明らかにする必要があります。
未経験での転職だとしても前職での経験によって不動産の仕事で生かせる部分はあるので、まずは過去の経験を洗い出し、自分の得意なことや強みを考えてみてください。

エージェントを活用

転職活動を行う際には転職専門のエージェントを利用するのも1つの方法です。
エージェントを利用すると登録者一人ひとりに対してキャリアアドバイザーが専任でついてくれ、求人の紹介や面接対策、志望動機の作成などさまざまなサポートを受けることができます。
また、面接のスケジュール調整や年収の交渉などを企業側と行ってくれるため、転職活動の負担を軽くしてくれるのも大きなポイントです。
一般的に転職エージェントは転職希望者が内定を得たら、採用した企業から報酬を得る仕組みになっているので、利用者の金額負担はゼロです。未経験の業界へ転職しようとしているのであればサポート体制が充実している転職エージェントの利用はおすすめです。

未経験でも転職可能な不動産業界は自分の意欲次第でどうにでもなる

今回紹介してきたように不動産業界は業界未経験、業種未経験でも転職できる業界です。門戸が広がっている分出入りが激しい業界であることは理解しておく必要がありますが、自分の取り組み方次第で未経験からでも成果を上げることは十分可能です。

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